髪の毛より細いマグネットワイヤー、それが当社の誇る主力製品です。
この直径0.02mm(20ミクロン)から0.5mmという極細線の用途は幅広く、自動車・家電製品・OA機器・FA機器・通信機器・測定機器・制御機器など、あらゆる電子・電気機器の主要パーツ部分に使用され、様々な形でその重要な機能を発揮しています。
細線専門メ−カ−として50年余のキャリアと技術蓄積から製造される高精度の極細線は、業界トップとして他社の追随を許さず、ユ−ザ−の絶対的な信頼と評価をいただいています。現在、産業の発展と共にハイテク技術の進歩は著しく、機器の小型化・複雑化・高性能化が進んでおり、マグネットワイヤ−の用途と特性も多様かつ高度なものが要求されています。当社は、細線化・ハイグレ−ド化に対応するため、マグネットワイヤ−の電気的特性はもちろんのこと、耐熱性・耐薬品性・耐環境性・耐摩耗性等、多くの機能特性や高速巻線性、アウトガス対策など機器の高度化に対応したハイグレ−ドの品質でユ−ザ−ニ−ズに応えています。
当社は、「ユ−ザ−ニ−ズを先取りした品質・コスト・機能・加工性の追求」から、絶縁ワニスの研究・銅芯線の材料研究等、その用途に応じて特色ある高品質の製品開発を進めています。その成果として、ハンダ付可耐熱電線・特殊自己融着電線・ガス対策電線・潤滑性電線等、ニ−ズの多様化・高度化に対応したオリジナル製品を開発してきました。
また、品質規格の面においても、厳密な特別仕様品が主体であり「米国UL規格」を取得すると共に、平成11年には品質管理の国際規格「ISO-9001」を認証取得」。また、マグネットワイヤ−の品質管理に欠かせないダイヤモンドダイスを自社で加工調整するなど、高精度ニ−ズへの対応も万全です。こうした製造・研究開発体制のもとで、自動車のイグニッションコイル用マグネットワイヤ−の分野では、世界的に高シェアを確保しています。
≫ マグネットワイヤー製品情報
| ◆ ISO-9001認証取得 現在、当社ではISO-9001を認証取得し、品質向上に向けて活発な活動を行なっています。 これは、当社の製品を、お客様に安心して、喜んで使っていただくことを目的として、当社の品質管理システムの構築を図ろうというものです。 |
平原工場は当社の未来計画の拠点です。近代的な設備と圧倒的な生産キャパシティをもつ工場で、価格性・品質性に優れた製品を製造し、市場競争力をさらにアップさせていきます。
でも、それだけではありません。豊かな自然環境の中で公害のない工場環境、安全で衛生的、しかも快適な職場環境の創造は私たちの夢でした。優秀な人材の確保と地域の活性化・地元雇用の促進など、平原工場が果たす役割は想像以上のものがあります。
焼付工場
伸線工場
直径0.018〜0.50mmの範囲でスタンダードなサイズはもとより、特殊サイズも自社ダイス工場でお応えしております。当社は、たゆまぬ技術革新によって、ますます高度化・多様化するお客様のニーズにお応えしていきます。
熱分析
梱包ロボット

伸張試験
| ◆ 製造技術、生産管理技術、品質管理技術 髪の毛の何分の1というミクロン単位の細線加工技術と特殊性を維持するための絶縁皮膜は重要であり数ミクロン単位での精度に加えて電気特性は勿論、耐熱性・耐薬品性・耐環境性等多くの機能特性が求められます。その要求に応えうる独自の生産技術、加工技術、品質管理技術(ISO9001認証取得)が当社のオリジナリティーとして先進性を保持している。 装置産業でありながら、極めて細い銅線を高速で如何に断線させないように引き伸ばすかという技術(数千メートル/分)、その細線に絶縁皮膜をミクロン単位で均一に焼き付ける技術は非常に難しいが、学問的技術のみならず約半世紀に亘る物づくりの継承と技術蓄積から、職人的スキルのような他ではなかなかマネが出来ないもの、そういうものが独自のノウハウ、オリジナリティーであり中国始め海外で簡単にはマネ出来ない強みである。 ◆ 開発技術 技術的には、電気的特性他前述の機能特性の向上、更には高速巻線性やアウトガス対策など機器の高度化に対応したハイグレードな品質が求められることから、ユーザーニーズを先取りした品質・コスト・機能・加工性を追求、絶縁ワニスの研究・銅芯線の材料研究・製造装置や測定機器の設計開発を行っている。こうした技術研究の成果として、ハンダ性耐熱電線・特殊自己融着電線・ガス対策電線・潤滑性電線等ニーズの多様化・高度化に対応した開発製品の伸長が著しい。また、規格面でも厳格な特別仕様品が主体であり、米国UL規格も取得している。ユーザーである大手の電機、自動車メーカーの海外シフトが進む中、材料の現地調達化から当社にも海外生産の要請がなされたが、「国際的に優れた技術、得意の分野まで海外に移していくことは日本の物づくりを弱体化し産業の空洞化を招く」「空洞化による雇用喪失を避ける」という経営の考え方から、海外に負けない生産システム、コスト体制の手段として平成9年、小諸市平原に新工場を建設。コスト対応や流通確保し供給責任を果たすと共に、ISO−9001・14001を認証取得、国際的企業としての基盤を固めたことから世界戦略の中で躍進を目指している。 ◆ 新たな技術分野への挑戦 《 平角線メーカーへ向けた技術確立 》 以前より平角線(スクエアー線、リボン線)は世の中にあったが、用途的に限られ、平角線自体の需要も少なく、高価であった。現在はチョークコイル、ノイズフィルターや自動車関連分野のHID(ディスチャージヘッドランプ)用コイルにも使用されるようになり、コイルの薄型化、占積率の向上による小型化、省エネ化から平角線への移行が進んでおり、今後需要は益々増えることが予想される。当社では独自開発の縦形コイルの事業化に着手しており、併せて平角線製造の技術確立を進めている。 |
| ◆ 年代別技術/生産状況年表 (電線事業部) S47年 8月 焼付機に熱交換炉採用 S57年 リレーコイル用ガスレス線NCU-P開発 S63年12月 焼付機に熱風循環炉採用 H 2年11月 連続軟化伸線機導入(φ2.6→φ0.35A) H 4年 8月 UL規格取得開始 10月 オープンリールトラバースの内製化開始 H 6年 焼付機外径制御内製化開始 H 7年 4月 焼付機無停電装置導入開始 H 8年10月 潟fンソー様向け大型ボビンPL−12製作 H 9年 7月 焼付機のアニール用スチームを窒素ガスへ切り替え 12月 平原工場第一期工事完成(マグネットワイヤー細線部門 平原工場に集約) 平原焼付触媒式脱臭装置設置 H10年 1月 半田付け可能耐熱ウレタン電線UEW−F Tg180℃開発 5月 平原焼付局所排気生物脱臭設備設置 平原焼付第1工場局所排気ハニカム式濃縮装置設置 H11年 4月 焼付機オイル牛皮塗布をオイリングローラーに変更開始 6月 オープンリールOP-15採用 9月 ISO−9001認証取得 H12年 1月 平原工場に伸線機、焼付機を増設、細線分野の設備増強と増産体制の整備 6月 アーク溶接用電線NCX−F開発 H14年12月 平角線製造焼付機の導入 H15年 1月 タイの子会社サンエイ マグネットワイヤー タイランド生産開始 H17年 5月 半田付け可能耐熱ウレタン電線UEW−Z Tg210℃開発 H18年 2月 半田付け可能耐熱ウレタン電線UEW−X Tg230℃開発 5月 和田焼付工場の臭気対策のため二次触媒装置を導入 9月 平原焼付工場の屋根を、作業環境改善及び品質維持のため二重化 H19年 9月 ソニーグリーンパートナー認証取得 10月 平原伸線潤滑液フィルター設置開始 H20年 1月 平角線販売開始 5月 第1種エネルギー管理指定工場に指定 平原局所排気の濃縮装置にフィルター設置 |
≫ PDF版 製品カタログ
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