電子・情報機器部門は、自社生産のマグネットワイヤ−を加工することで量的拡大を実現すると共に、素材分野から川下分野へとフィ−ルドを広げ、さらに製品の高付加価値化を図っており、その意義とメリットは計り知れないものがあります。また、二次加工を通じてユ−ザ−の動向を的確にキャッチし、最先端ニ−ズを技術開発に直接フィ−ドバックさせることで、マグネットワイヤ−技術と二次加工技術・応用製品技術の一体化による高度な技術対応を目指しています。
大手モーターメーカーより委託されたFA・OA関連のモーターを生産しており、サーボDCモーター分野では、アマチュア積み・シャフト研磨・巻線・コンミ加工・モーター組立・エンコーダー組立を行い、クーリング用ACファンモーター及びDCファンモーター分野では、ステーター及びローター加工・巻線・羽根組立・モーター組立を行なっています。ファンモーターは、自社のマグネットワイヤーを使用しているため、品質・コスト・納期面はもちろんのこと、経費の削減・フレシキブルな生産対応という面からも、各得意先より高く評価されています。
自社のマグネットワイヤーを主材料として、コンピュ−タの記憶装置であるHDDの磁気ヘッドを駆動するアクチュエ−タコイル(VCMコイル)と、さらにこのコイルとア−ムを組み合わせたプラスチックモ−ルドASSYの生産を主体としています。当社のコイル及びASSYは国内並びに海外のコンピュ−タ部品メ−カ−でHDDに組み込まれ、世界の主要なコンピュ−タメ−カ−に供給されています。主要ユ−ザ−が海外企業であることから、海外の生産拠点としてタイ国にVCMコイル生産のための合弁企業を設立。平成5年から操業を開始しています。
大手自動車電装品メ−カ−より委託されたディ−ゼルエンジン用スタ−ティングモ−タ−(スタ−タ)作動用リレ−の生産を行なっています。当社のマグネットワイヤーは、自社開発の多品種対応巻線機でコイルとなり、それらは他の部材と組み合わせられ、さらに自社技術によって開発され省力化された自動注型機システムの工程を経て効率良く製品化されています。
生産工程をサポートする為、品質管理課と生産技術課を持ち品質向上と自社技術開発による省力化を図っています。
※円筒内外研磨加工、フライス加工、ワイヤー放電加工、旋盤加工の試作も承ります。
| ■ 年代別技術/生産状況年表 (電子機器事業部) S58年 4月 情報機器事業部新設、情報関連機器の量産を開始 マグネットワイヤーの二次加工開始 S60年 4月 平根工場敷地内に巻線工場(現第二工場)が完完成 鉄筋2階建て300坪、ステッピングモーター巻線組立、FDD用モー ターコイル巻線、サーボモーター用制御基板加工等の製造 H 2年 4月 自社開発による真空注型機での車載リレーの生産を開始する 澤藤電機蒲lより汎用イグニッションコイル、ディーゼルエンジン用リ レーの生産委託 HDD用VCMコイル生産開始 12月 平根工場所在地に3階建新工場建設 精密小型モータ・コイル等二次加工部門の拡充強化 情報機器事業部を平根地区に集約・電子機器製造部が発足 H 3年 海外メーカー向けVCMコイルの量産 H 4年 HDD用OMA生産開始 H 6年 3月 東洋電装(株)NTサークル活動研究発表会において、優秀賞を受賞 9月 ステッピングモーター用コントローラー「WMT−S200」開発販売を 開始 12月 山洋電気潟Nーリングシステム事業部様よりACファンモーターの生産委 託要請 H 7年 4月 山洋電気(株)様のACファンモーターの生産開始 H 8年 4月 山洋電気(株)様のインテル社向けMCファンモーターの製造開始 MCファンモーターの生産体制の確立 7月 (株)三映電器製作所へステッピングモーターの生産工程移管 11月 BLDCファンモーターの生産開始 H 9年 3月 第一工場完成、二次加工生産体制の増強 H10年 月 第四工場(旧平根焼付工場)にて機械加工を開始 ACファンモーターの一貫生産が実現 H12年 5月 MCファンモーター生産終了 H13年 1月 山洋電気(株)様のDCサーボモーター生産開始 H14年 5月 澤藤電機(株)様のスタータ・オルタネータ用コイル生産開始 H16年 4月 工作機械等の充実、生産技術課を新設 社内生産設備製作及び試作の迅速化を図る 7月 電子機器事業部にて縦形コイル(ヒーターコイル)生産開始 H18年 1月 縦形コイル(ヒーターコイル)月産400台の生産 H19年 3月 澤藤電機(株)様より、品質改善部門の表彰を受ける H20年 5月 山洋電気(株)様より、生産活動に関する表彰 |