近年、環境問題等がクローズアップされつつある中、我々の生産活動においてもさらにそのウエイトが高まりつつあります。ハイブリットカーから電気自動車、又パソコンの普及に伴うEMCノイズフィルター等それらに向けた製品群は、大きくそのすそ野を広げてきています。
そんな製品の中に使われているコンバータやインダクタンス用コイルに我々は注目し、開発に着手しました。今までにもこのような縦形コイルは存在していましたが、その巻線方法を変えることで、より広範囲な応用を可能にしました。
| 革新の技術・SAN-EIの縦形コイル 日米特許取得画期的圧延方式により驚くべき平坦度と滑らかさを実現 縦形コイルについては、薄型、占積率の向上から小型化、省エネ化が可能として注目を浴びている。縦形コイルの巻線方法は種々あるが、当社では、従来のエッジワイズコイルとは全く異なった圧延という画期的な方法(平成10年日米特許取得)により平坦度の極めて優れた、より薄型から厚型までの巻線を可能にした。 環境問題がクローズアップされる中、ハイブリッドカー、電気自動車、電磁ノイズフィルター、変圧器等への応用が既に始まっており、用途も幅広いことから当社の今後の事業展開の上で大きな位置付けにある。縦形コイル開発事業部では、先にもふれた圧延方式という独自の巻線方式を開発し、そこにセラミックスを絶縁皮膜に応用するという世界に類を見ない画期的な耐熱コイルを製品化(H10年日米特許取得済み)。これは大手繊維機械メーカーに採用されている。 又、近年急速に伸びつつあるハイブリットカーへの応用にもいち早く取り組んでおり、平角線を用いた角型コイルの開発にも成功(H17年特許出願済み)。又モータ応用にも注力しており、従来出来なかったモータ巻線が可能となる(H14年特許出願済み)。これらは今後電力関連や、自動車関連への応用が期待でき、当社の今後の事業展開の上で大きな位置付けにある。又、当事業部では、コイル関連の他にも樹脂注型や絶縁皮膜に関する研究開発も行い、公的研究所や各大手企業の研究部門とも多数交流しており、試作開発などを通じ、次世代に向けた製品開発などに大きく貢献している。 |
丸い電線を用いて巻線をした場合と、縦形コイルを用いて巻線した場合の比較を右図に示します。縦形方式の巻線により、1層巻とした場合の分布容量がなくなり、コイル全体としての浮遊容量が小さくなります。又、丸い線材を使用した場合に発生する隙間がなくなり占有率が向上します。(約70%まで向上)
縦形コイルの巻線方法には色々な方法がありますが、従来のエッジワイズコイルの巻線方法とは異なった、圧延という画期的な方法により、平坦度の極めて優れた、より薄型から厚型までの巻線を可能にしました。
又近年では角型コイルの巻線方式の開発も成功しております。
本圧延方式の巻線方法では巻線した後の変形が全くないという特長があり、四角形はもちろんいろいろな形状のコイルも可能になります。
| ● 繊維機械用ヒーターコイル |
| 繊維機械の延伸装置に使われる誘導加熱用のヒータコイルである。耐熱250℃〜300℃で振動に強いのが特徴である。圧延方式とセラミックス絶縁を用いた製品。(圧延方式は日米特許取得済み) |
| ● 防衛省向けコイル製品 |
| 防衛省向け振動体用コイルである。圧延方式により高密度に巻線されたコイルで、小型化、放熱性能、高性能化が実現した。 |
| ● ハイブリット車用モータコイル |
| ハイブリット車のモータ用コイルである。コイル半径を線材の膨らみを極限まで押さえて小さく巻ける角型コイルである。モータの小型化、高効率化が可能になる。(この巻線方式は特許取得済み) |
| ● ハイブリット車用リアクトルコイル |
| ハイブリット車のリアクトル用コイルである。モータコイルと同様、コイル半径を小さく保ったまま線材の変形(太り、細り、反り)を最大限押さえた角型コイルである。(この巻線方式は特許取得済み) |
| ● 応用製品 |
| 圧延方式の巻線方法では巻線した後の変形が全くないという特長があり、四角形はもちろんいろいろな形状のコイルも可能になります。(例 ランプ点灯用、プラズマ用、コンバート用、トランス用 他) |
(内径21.5mm 50ミクロン厚 巾2.8mm)
(内径21mm 1.0mm厚 巾16mm)
(セラミックス絶縁 1ターンコイル)
(特殊四角コイル)